ロピア・ホールディングス(HD)は5月18日、スーパーバリュー(SV社)の取締役会に対して業務提案を行ったと発表した。

 ロピアHDは今年2月末現在でSV社の株式を33.17%所有する2位の大株主。5月11日付の業務提携案では、抜本的な業績改善に向けて、高い売上高成長率と一定の営業利益率を実現しているロピアHDと協業して事業戦略を描くことが不可欠と主張。「エリア」「事業」「商品」「人材」の4点で補完関係を構築することで、売上高や利益率の向上を実現し、SV社の企業価値と株式価値を高めると訴えている。

 ロピアHDの発表に対し、18日12時現在、SV社はコメントを発表していない。5月26日にはSV社の株主総会が予定されており、ここに向けて何らかの動きが出てきそうだ。