冷凍食品を強みにシニアから厚い支持を獲得

 神戸物産が展開する「業務スーパー」が物価高騰下で支持を強めている。NBの値上げを極力抑える一方、独自性のあるPBを精力的に開発し、売り場に供給。生活費を節約したいお客やPBのファンを着実に取り込むことで成長を遂げている。

 業務スーパーは2000年にフランチャイズ1号店をオープン。その後、店舗拡大とともに、輸入品を含めたオリジナル商品や価格の安さが認知され、業務筋のみならず、ファミリーや在留外国人といった一般のお客の買い場としても定着した。だが、沼田博和社長によれば、「直営店などを見ていると私たちの店は年金の支給日に売り上げが跳ねる傾向があり、元々シニア層に強い店」という。

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