――足元でシニアの方の購買動向に変化はありますか。 

 沼田 これはシニアに限ったことではないのですが、まずインフレの初期段階には一時、大きなものから小さなものへの動きが起きました。要は本当に必要なものを必要な時に必要な量だけ買う、と。ただこの値上げが一過性のものでないとなり、そうすると昨年くらいからは容量当たりの単価で見る買われ方が増えてきました。私たちの店のお客様は元々後者が多かったのですが、そういう意味ではお客様の節約志向はよりシビアになっていると言えるのではないでしょうか。

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