100年以上続く「すこやかな毎日、ゆたかな人生」への社会貢献

 江崎グリコが2022年2月に創立100周年を迎えたことを記念し、過去100年あまりの歴史を統括した経営通史「協同一致 Glicoグループ100年史」を昨年12月に発行した。約1200冊を取引関係先や、全国の事業所が立地する自治体の図書館などに贈呈した。

 さらに冊子に掲載したガイド版を日本語、英語で同社公式特設サイトにも掲載している。22年に制定したパーパス「すこやかな毎日、ゆたかな人生」を掲げ、国内外の社員が読み返し、「協同一致」で日々の業務に生かすとともに、ステークホルダーの理解促進を図る。

 本編は時代に合わせて区分し、各時代の経営、商品、広告・販促、研究、生産、販売、人事・労政、海外などについて、「節」を設けて記述。4年以上の歳月をかけて作製された。その特集には「生活者に映るGlicoグループ商品のあゆみ」として、商品を年代別に、100点の商品を写真でわかりやすく紹介。冊子の内容は、まさに菓子の歴史が詰まった1冊と言えるだろう。

 

江崎悦朗社長は100周年記念式典でパーパス・ビジョンを掲げた
22年に江崎勝久会長(前社長)(写真)から江崎悦朗社長に社長交代し、新体制が始動した

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