ラルズと東光ストアの物流統合を土台に議論を開始

「どうやったら全体最適でみんなが良くなるか。それをやればきっと自分たちも良くなるはず」。アークスグループの主軸を担う事業会社ラルズで物流改革を牽引する松尾直人専務取締役は、自身のスタンスをそう語る。

 ラルズが2024年問題への対応を始めたのは22年のことだ。それまでラルズは同じアークスグループで北海道・道央エリアを中心にドミナント展開している東光ストアと物流を統合するべく、19年から毎月定例会議を開いていた。21年に共同配送がスタートしたことから、翌年から会議のテーマを24年問題に切り替え、23年の実証実験を経て、同年10月より新たな配送体制に移行している。

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