シジシージャパンは10月20日、オークラ東京にて「CGCグループ創立50周年式典」を開催した。当日は加盟企業168社215人のほか、取引先企業186社223人、計438人が出席。1同で改めてグループの歩みを振り返るとともに、「異体同心」の心構えを今一度新たにした。

 冒頭、岩崎裕文会長(マミーマート社長)が壇上に立ち、「50年という歴史は『すごい』の一言。今年、会長を拝命し身の引き締まる思いだ」と挨拶を述べた。CGCの長所として、1に質の良い商品(PB)、2に経営者を育てる教育、3に高め合える仲間を挙げ、「CGCは真に加盟企業のためにある組織。日本最大のコーペラティブチェーンになったのも必然だ」と強調した。

 50年の歩みを振り返る記念映像に続いては堀内淳弘グループ代表が登壇。1973年のCGC設立から激動の流通業界を顧みながら、その時々でCGCの果たしてきた役割を追想した。「私が社長に就任してからはとにかく『変える、変わる』ということを第1に仕事をしてきた。例えば中身が減り、袋だけ大きくなった『スカスカ商品』の撲滅。メーカーと協力し、適正なパッケージに変えたところ、運賃、倉庫代が減り、売り場効率が改善した。こうした取り組みが今どんどん広がっている。人口減少が進む中、これからの50年はさらに厳しくなる。今まで以上に異心同体で気持ちを合わせて、前を向いて進んでいく必要がある」と語った。

 その後の来賓祝辞では、CGCグループの活動を支える取引先でつくるアソシエイツ会を代表し、三菱食品の京谷裕社長、キユーピーの髙宮満社長の2人がスピーチした。

 最後に堀内要助社長が挨拶。これからの50年に向けては、子や孫が安心して暮らせる環境を守ることが大切だと話し、「PBでは包材削減など地球にやさしい商品の開発を進める。またオーガニックといった健康的で長寿社会に資する商品開発にも力を入れていきたい」として式典を締めくくった。

 CGCの参加企業は11月1日現在208社、総店舗数は4436店にまで拡大。グループ総年商は5兆円を超えた。単純比較ではセブン&アイ・ホールディングスの11兆8113億円(23年2月期)、イオンの9兆1168億円(同)に次ぐ国内小売業で3位の規模となる。足元の物価高、コスト高を受け、苦境の地域スーパーは少なくない。CGCの求心力は今後ますます高まりそうだ。

(冒頭写真 式典には加盟企業や取引先など計438人が参加した)