伊藤忠食品は2017年にグイド・ベルルッキ社のイタリア産ワイン「’61 ナチューレ」の日本での独占販売契約を締結した。それ以降は同社の専売品として、百貨店や外食店などの高級店を主に販売網を広げ、国内でのブランドづくりに取り組んできた。
今回、その「’61 ナチューレ」(2016年ヴィンテージ)がイタリアのグルメ専門の出版社「ガンベロロッソ」が発行する「ヴィーニ・ディタリア」で最高賞「トレ・ビッキエーリ」を受賞した。
「ヴィーニ・ディタリア」は、❝イタリア版ミシュラン❞と呼ばれ、その評価をグラスの数で示している。今回最高賞を受賞した同商品は、クリーミーで豊かな泡と口に含んだときのはっきりとした酸味を特徴とし、最高評価の「トレ・ビッキエーリ」(三つのグラス)を獲得。高品質のイタリアワインとして評価された。
これを記念して10月26日、ガンベロロッソは、業界向けイタリアワイン試飲会「トレ・ビッキエーリ試飲会」を東京・六本木の「ザ・リッツ・カールトン東京」で開催した。
本試食会では、「ヴィーニ・ディタリア」で最高賞を受賞したワインを多数集め、各出展社のブースを自由に回って試飲するスタイルで提供。会場内は国際色豊かでワインの業界関係者や小売業関係者が活発な商談を行っていた。