コロナ後も利用客が定着し、前年を上回る伸び

 イオンネクストの「グリーンビーンズ」が本格稼働する中、改めて今後が気になるのがイオンリテールの手掛けるネットスーパー事業の首都圏での展開だ。

 まず現状を確認していこう。リテールのネットスーパー事業は店舗出荷型が基本だ。2008年にサービスを開始し、今年8月末時点で、全国に約260店の出荷拠点を持つ。ちなみに首都圏はそのうちの約60店舗だ。

 取扱品目数は約2万~3万品目。総合スーパーであることの強みを生かし、食品はもちろんのこと、洗剤、ペット用品、文房具、肌着、ベビー用品、医薬品、さらには人気のゲームの予約まで受け付ける。価格は店頭と同一だ。

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