「明日(みらい)をつくる 食のチカラ」をテーマに、三井食品は7月12日、13日の両日、東京ビッグサイト(南1・2ホール)で「三井食品フードショー2023」を開催した。同社の28の企画ゾーンを提案の中心に据え、メーカーブースでは新規出展60社を含めた455社が出展。2800人が来場した。基本方針で掲げた三つの機能「物流の強化」「差別化機能の強化」「生産性向上」を具現化した展示内容となる。

 来年4月の同社と三井物産グループ傘下のベンダーサービス社、リテールシステムサービス社、物産ロジスティクスソリューションズ社とこれら4社を束ねる三井物産流通ホールディングスとの合併を見据え、グループ各社が融合した新たな価値を生み出す。物流の強化では今年8月に稼働する首都圏東物流センターで温度帯の物流機能を高度化する。また三井物産グループ企業とは、三井物産アグロビジネスの農産事業を同社に移管。農業登録生産者4000人の売り上げ消化仕入れシステム「Molus」(モールス)の採用で産地直送野菜の展開を拡大する。

東京ビッグサイト(南1・2ホール)で久しぶりに開催
「にっぽん元気マーケット」のブースも例年よりも広げた
瀬戸内海産やみつきのり
国産野菜ぎゅぎゅっとミックス
飲むお酢
ミルクチョコレート「ゲイシャ」などの菓子売り場事例

オリジナル商品を充実して差別化機能を強化

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