強みの部門横断MDを強化、PB開発も検討

「頂」を目指し、新たな一歩を踏み出す――サミットにとって、今年はそんな決意の年となる。同社は今年4月、「頂(イタダキ)2025」と銘打った3カ年の新中期経営計画を発表した。MD改革やコストコントロール、DXの推進などに取り組み、2025年度に売上高3710億円、純利益83億円を目指す。前々中計、前中計で設定しなかった定量目標を定め、今一度企業としての稼ぐ力を身につける狙いだ。

 背景にあるのは収益性の低下だ。サミットの23年3月期の業績は、売上高3094億円(前期比0.5%減)、営業利益50億円(44.7%減)の減収減益だった。トップラインの低下は既存店売り上げが2.1%減にとどまったことが大きい。ちなみに客数(1.9%減)、客単価(0.2%減)ともにマイナスだった。営業利益はコロナ前からも後退し、実に14年度(48億円)に近い水準まで落ち込んだ。電気代が前期から約20億円増加したことが主要因だが、服部哲也社長は「その分を差し引いても、もうちょっと頑張らないといけなかった」と方針説明会で反省を口にした。

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