現場の状況に合わせて販促施策を変更

「会話を自粛して、離れた場所から挨拶してくれるお客様がいます。距離はとっても、心は近くに感じることができました」。コロナ禍で特売の折込チラシを中止する食品スーパー(SM)が相次いだ中、サミットは商品を掲載しないチラシをあえて撒いた。思うように接客ができなくなった案内係48人の顔写真とともに、お客への直筆のメッセージを載せたのだ。紙面には「マスク越しでのお客様へのお声掛けもはばかられる中、以前のように期待にお応えすることができず、心苦しい気持ちでいます」ともある。

 案内係はサミットが心がけてきた「ハイタッチな接客」の一つの象徴的存在だ。感染拡大を受け、一時は案内係の業務を休止。代わりに他部門の応援に回ってもらい、徐々に業務を再開したのは7月に入ってからだ。だが試食を通じてお客と接点を持っていた「おためし下さい」のコーナーは、7月中旬現在も休止したまま。服部哲也社長は「ハイタッチな接客や店作りをずっとやってきて、お店の雰囲気が良くなり、サミット良いねと言っていただいた。それができなくなったことはすごく悔しい」と語る。

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