地方百貨店にも薄日が差し始めた

 2023年2月期、3月期の大手百貨店決算会見でのトップの表情には生気が満ちており、コロナ蔓延期の憔悴しきった表情とは打って変わったものとなった。1年半前には〝今後はコロナ前に戻ることはない〟と言い切る百貨店経営者が大半を占めた。直近ではこれまでと同じ経営を踏襲するのでは回復は見込めないが、やり方によっては、新たな需要が掘り起こせて、復権できると期待を寄せる経営者が増えている。

 特に大都市中心地に旗艦店を持つ三越伊勢丹ホールディングス(HD)細谷敏幸社長、高島屋村田善郎社長、エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリング荒木直也社長らはそのような考え方も否定はしていない。

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