原信最大級の冷食売り場を展開
競合ひしめく激戦地にて、時代に対応した最新MDを導入。アクシアルリテイリングは4月8日、原信紫竹山店(新潟市中央区)をリニューアルオープンした。単身・少人数世帯が多い商圏のニーズを反映し、即食の強化、冷凍食品売り場の拡充を図ったほか、新PB「ハナウェル」を特設コーナーにて本格展開。同社の中でも先駆けとなる試みを多く盛り込み、エリアにおける存在感をもう一段高める狙いだ。
紫竹山店のオープンは2004年。当時、周辺に競合スーパーは2店しかなかった。しかし同店が立地するのはJR新潟駅から車で10分弱という新潟市の中心部。2km圏に約7万人が住む県内屈指の肥沃な商圏だ。この19年の間に競合他社が積極出店し、今や商圏内にはイオン、業務スーパー、新潟地盤のウオロクやキューピットなど、10店前後がひしめき合っている。そんな中でも同店は粘り強く売り上げを維持してきたが、「1度目の大改装から10年近くが経ち、MDが時代に追いついていないところが出てきた」(山岸豊後取締役副社長CFO)ことから、今回2度目の大改装に乗り出した。