棚やレイアウトを工夫し品揃えを拡充

 ヨークベニマルの小型店の売り場づくり、オペレーションがまた一歩進化した。同社は2月9日、ヨークベニマル瀬上店を福島市にリニューアルオープン。老朽化した旧店舗を昨年3月から休業し、建て替えを行った。

 福島市内13店目となる同店の売り場面積は284坪。増床が困難な立地であり、近隣に十分な売り場面積を取れる物件を探したが見つからず、同地で同規模の店を建て替えることになった経緯がある。

 ヨークベニマルは2018年11月に仙台市内にヨークマルシェ大和町店をオープンするなど、ここ数年にわたり300坪前後の「都市型小型店」の構築を模索してきた。瀬上店もそれに該当する規模だが、同店の1km商圏の人口は1万195人であり、都市型小型店の想定に比べると足元の張り付きは薄い。

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