コストコホールセールジャパンは4月26日、群馬県明和町に32倉庫目となる群馬明和倉庫店をオープンした。群馬県内では前橋に次いで2倉庫目となる。敷地面積は7万3536㎡、売り場面積は1万504㎡で、駐車場は1067台分を確保している。

 オープンに先立つ23日には、メディアに倉庫内を公開した。コストコの品揃えは世界共通で約3400~3500種類。そのうち日本では輸入商品が4割を占めており、残りの6割は国内で調達している。またコストコPBの「カークランド」は500種類弱を扱っている。

 珍しい商品としては、新しい小型の家電製品のほか、1台180万円のEV三輪バイク、盆栽、地元群馬の商品では玉こんにゃく・こんにゃくゼリー・米などを取り扱っている。

新しい小型家電のコーヒーメーカー
衣料品やアウトドア用品もコストコならではの品揃えだ
EVの三輪バイクは1台180万円で販売している
人気の巨大サイズのチーズ
地元群馬のこんにゃくゼリー

 群馬県では4月、大手小売りの新店開設が相次いでいる。コストコのほかにも、14日にヤマダホールディングスが創業者山田昇会長兼社長の創業の原点である吉岡町にTecc LIFE SELECT前橋吉岡店を開業。21日にはファーストリテイリングが前橋市に新たなロードサイド店となるユニクロ前橋南店を開業した。そして26日にはヤマダと同じ吉岡町にジョイフル本田が12年ぶりの新店ジョイホンパーク吉岡を開業している。当面の間、群馬が業界の話題となるのは間違いなさそうだ。