今期は旗艦店2店を改装、来期はSM7店出店
平和堂が積極投資に打って出る。今期2024年2月期の連結設備投資額は248億円を計画、前期の175億円から1.4倍となる。平松正嗣社長はこの2、3年を投資先行フェーズと位置付け、利益の圧迫をいとわず次代の成長に向けた「基盤作り」を押し進める考えだ。
中で最もウェートが大きくなるのが新店投資だ。今期は食品スーパー(SM)業態の名古屋元塩店(名古屋市)、茨木山手台店(大阪府茨木市)の2店をいずれも下期にオープン。また来期出店のSM7店も計画に織り込み、計63億円を振り向ける。