改装投資は前期比倍増の50億円

 平和堂が既存店改装のギアを1段上げる。2023年2月期の改装投資は前期の22億円の倍以上となる50億円を計画。決算説明会で平松正嗣社長は、「衣料品や住居関連品、テナント、コミュニティーゾーンも含めた館全体の付加価値向上に一気に踏み込む」と語り、衣食住の総合提案強化に向け意気込みを示した。

 同社は14年度から計画的な既存店の活性化を進めている。食品売り場の改装がほぼ1巡したことを受け、昨年からは衣料・住関売り場の改装、テナントの入れ替えに着手。前期(22年2月期)には先行して、アル・プラザ鶴見(冒頭写真・岐阜県大垣市)、アル・プラザ木津(京都府木津川市)、アル・プラザ武生(福井県越前市)、アル・プラザ彦根(滋賀県彦根市)などでこうした改装を実施した。

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