日本ドラッグチェーン会と、同加盟社による薬系ボランタリーチェーンのニッドは2月28日、3月1日の両日、横浜市のパシフィコ横浜で第109回下期展示商品約定会を開催した。メーカー433社、卸18社が出展し、総参加者数は約2300名に上った。約定高の目標は対前年比101.8%の400億円を掲げており、事前受注では376億円(104.4%)を達成している。

 3月1日に開いた記者会見で、チェーン会の関伸治会長(セキ薬品会長)は新規出展メーカーが17社増えたことを挙げたほか、昨今の値上げにより、チェーン会の加盟社とメーカーが協力して作る「ニッドPB」の優位性が高まっていることに言及。「NBより値上げ時期が遅い上に、価格の上がり幅も小さい傾向にある。目下PBの採用数量は伸びており、各加盟社様の売り場でも積極的な推奨販売を実施していただいている」と述べた。

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