ヤオコーは12月15日、埼玉県川越市の本社で恒例の年末記者会見を開いた。川野澄人社長は10月からの業績好調を捉え、ヤングファミリー(49歳以下の子持ち家庭)向けの価格対応と、“ちょっといいもの”の提案の両立て対応を強化。コスト削減の手は緩めず打ちつつも、抑えられる経費には限界があることから、トップライン引き上げで2023年3月期通期での増収増益達成を目指す。

低価格とセミアップの両軸を強化

 ――この10月、11月、既存店の売り上げが改善しています。これは点単価の上昇に伴うものとして想定されていたのでしょうか。

 川野:正直に言うと値上げで節約志向が強まり、買い上げ点数などに影響が出るんじゃないかと見ていたので、想定以上にお客様にご来店いただけている状況です。我々も今中身について分析をしている。21年の10月、11月はコロナの感染者が減少して、前年対比で業績が低迷した時だったので、そことの比較で言えばそもそもハードルがそんなに高くなかった。ただそれを踏まえても売り上げは伸びています。 

 ――要因は何でしょう。

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