ヤオコーは2月13日、草加物流センター(埼玉県草加市)を開設する。

 新センターは、埼玉県企業局が整備する草加柿木フーズサイトに立地するマルチテナント型施設「プロロジスパーク草加」(冒頭写真)内に設けられる。外環道草加インターチェンジ(IC)から約7km、外環三郷西ICから約5kmの場所にあり、広域物流、地域配送のいずれにも適した立地だ。

 新センターの開設は、第10次中期経営計画のメインテーマ「2割強い店づくりの実現」を具現化するインフラ整備の一環で、今後の店舗展開に対応可能な物流体制の構築を目指す。

 センター内には、同社初となる自社WMS(倉庫管理システム)、GTP(Goods To Person=自動棚搬送ロボット)シャトルと順立てシャトルを導入し、物流の効率化を図る。

 新センターはチルド(生鮮、日配、デリカ)とグロッサリーのセンター機能を担う。2月13日からチルドの通過型センターが稼働する。今年6月にはグロッサリーセンターで一般食品と酒類の在庫型センターと、住居と菓子の通過型センター、ワインの定温管理機能が稼働する予定。チルド、グロッサリーセンターともに30店舗を対象に稼働を開始し、順次約40店舗まで拡大する計画だ。