ふりかけの日本一を決める「全国ふりかけグランプリ2022」が11月6日に開催され、エア・ウォーター傘下の日本海水の熊本工場が製造販売する「タコライスふりかけ」(写真)が銀賞に選出された。前々回大会で「贅沢うにふりかけ」、前回大会で「鹿児島黒豚ふりかけ」が金賞を受賞しており、3大会連続の入賞となる。
「全国ふりかけグランプリ」は、ふりかけの発祥地である熊本で2014年に第1回イベントを開催し、6回目の開催となる今回は全国のご当地ふりかけ10品が参加した。来場者は投票券付きご飯パック(1500食用意・税別200円)を購入し、ブースを巡ってふりかけを試食して、「一番美味しかったふりかけ」に投票。得票数順に金賞・銀賞・銅賞が決定するもの。
「タコライスふりかけ」は、本場のタコライスの味を忠実に再現。ご飯にかけるだけで、簡単にタコライスが出来上がる。高たんぱくで食物繊維が豊富な大豆ミートを使用したスパイシーで旨みたっぷりな商品だ。レタスやトマト、チーズを加えると、より本格的なタコライスの味を楽しめる。
日本海水は、04年10月に新日本ソルトと赤穂海水が合併して誕生。国産製塩ではトップシェアを誇る。主力の塩事業を軸に、環境事業、水、電力、農業、食品、水族館にかかわる新事業、研究・開発の四つのカテゴリーで事業を展開する。07年にエア・ウォーターグループ入りした。地球の貴重な資源である空気・水を、人々の暮らしや産業に役立てるエア・ウォーターグループに、同じく貴重な資源である海水に由来した事業を展開する日本海水が加わり、シナジーを創出している。