「寝風邪をひいたら風邪薬!の前に、まず会社を休みましょう。」のメッセージを発信

 風邪の時には、しっかり寝て休んで風邪を治す人が増えてきた。こうした消費者ニーズに対応した、新しい風邪薬「ベンザブロックYASUMO(ヤスモ)」(18錠、30錠)(指定第2類医薬品)が9月28日発売された。

 アリナミン製薬は、「無理をしないで、寝て治そう」を新コンセプトに、風邪のせき、喉の痛み、鼻づまり、発熱といった眠りを妨げるつらい症状を抑え、これらに効率的によく効く市販用風邪薬唯一の新処方として「イブプロフェン」と「ジフェンヒドラミン」などの成分を配合して開発。さらに、眠りを妨げないようにノンカフェインで休前日などもゆっくり眠れることで、「寝て早く風邪を治す」という新たなカテゴリーを創出していく。

 2021年度の風邪薬市場は、前期比99%の653億円と微減傾向にある。最大の市場規模であるマルチファミリータイプは、コロナ禍で縮小傾向だ。その一方で、「ベンザブロック」シリーズをはじめとした症状タイプ別の風邪薬の売り上げは引き続き伸びている。

 こうした状況下で、アリナミン製薬は風邪を早く治す睡眠の重要性に着目。近年風邪の時に無理することは疑問視されており、寝て休んで早く治したい人に対応する。「ベンザブロック公式ツイッターの『風邪をひいたら風邪薬!の前に、まず会社を休みましょう。』というメッセージに、約3万件のいいね、1万件を超えるリツイートがありました。体調不良の時は安心して休める世の中になることが求められていると痛感しました。弊社は、ベンザブロックYASUMOを新発売し、寝て早く治したい人のためのかぜ薬という新しい選択肢を提案します」(マーケティング部ベンザグループ八尾あすか氏)。

 そこで発売に合わせて、「風邪をひいたら寝て、休んで治したい」けど「休めない」と感じている人の背中を押すようなメッセージをツイッターやウェブ動画、交通広告で発信。新CMでは、俳優の綾瀬はるかと岩田剛典が出演し、風邪の症状を抑え、「しっかり休む、治す」ことを訴求する。同時に店頭でも、このCMと連動したA4ボードやシート、シール、突き出しPOPを用意。売り場でも新たなコンセプトのコミュニケーションに力を入れ、ベンザブロックシリーズは風邪の幅広いニーズに応えていく構えだ。

「ベンザブロックYASUMO」は寝て休みたい人向けに提案する