化粧品のメディア・広告と小売りを手がけるアイスタイルは、8月15日に米国アマゾンとの資本業務提携を発表した。資金調達額は、転換社債型新株予約権付社債(CB)25億円と新株予約権(ワラント)115億3800万円。ワラントの行使期間は5年間だ。仮に米国アマゾンが権利を使うと、アイスタイルの株式36.95%を握り、筆頭株主になる。創業者の吉松徹郎会長は4.97%、同氏の資産管理会社(株式会社ワイ)は9.12%。吉松会長の直接の影響下にある株式は17.88%から14.09%に低下する。

 アマゾンジャパンは、値崩れを嫌う化粧品メーカーが距離を置く存在。だがアイスタイルを取り込むことで、化粧品の購入場所として認知を一気に広げることができる。

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