アマゾンジャパンがここへ来て物流網の大幅拡大に乗り出している。自社分+出店者向けに保管から配送までのサービスをパッケージで行う、物流の要「フルフィルメントセンター」(FC)を8月以降一気に4カ所増設(8月26日埼玉県久喜市、10月7日東京都府中市、同28日に埼玉県の坂戸市と上尾市)。これで国内のFCは21カ所となる。
一方、「大型倉庫」のFCから届いた荷物をさらに細かく仕分け、各地域へ宅配する拠点「デリバリーステーション」(DS)も今年中に一気に18拠点新設する。DSが特に強化されるエリアは、東北、首都圏、四国、九州沖縄地方だ。