組合員一人ひとりと生協のかかわりを把握

 今年7月、コープデリ連合会は設立30周年を迎えた。1992年、いばらきコープ、とちぎコープ、コープぐんま、ちばコープ、さいたまコープの5生協が参加し、コープネット事業連合としてスタート。その後参加生協間の統合もあって、現在は関東信越に広がる1都7県6生協(コープみらい、いばらきコープ、とちぎコープ、コープぐんま、コープながの、コープデリにいがた)へと拡大。組合員数510万人超、事業高合計は6190億円(21年度)の連合会へと成長している。

 熊﨑伸代表理事専務理事は、「理念もビジョンも、さらにリスクをも共有しながらやってきたのがコープデリ連合会の強み」と語り、「より結束力を高め、財務を強化、次の成長の糧となる投資を進める」ことを明言する。最大の投資となるのが、25年の完成を目指す宅配システムの入れ替え。その準備を今年から進める。

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