高たんぱく質、低糖質ニーズを捉えた初のカップ麺が登場

 健康栄養素として、たんぱく質補給食品市場が急拡大。日清食品から発売された国内初のたんぱく質を強化したカップ麺「カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質」シリーズの売り上げが記録的な販売実績を上げ、注目を集めている。

 日清食品は、たんぱく質補給食品市場の拡大を背景に、「カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質」「同 シーフードヌードル」の2品を昨年4月に発売した。「カップヌードル」のおいしさはそのままに、たんぱく質を15g配合した。また低糖質ニーズを受けて「カップヌードル」と比較して糖質を50%に抑えた。さらに、「カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質」には、「カップヌードル」の人気具材「謎肉」のたんぱく質を1.8倍に増やした「ハイプロテイン謎肉」を入れることで「肉肉さ」も引き出した。

 特に「カップヌードル」らしい味わいと食べ応えを実現したのが、麺の技術「低糖質三層フライ製法」を新たに取り入れたことだ。開発担当者である日清食品マーケティング部第1グループの渡邉真マネージャーは「従来のカロリーオフ商品は麺の内層に食物繊維を練り込む三層麺製法を用いたノンフライ麺でしたが、今回は油で揚げて乾燥する工程もフライ麺の工程を組み合わせました。フライ麺にすることで癖になる『カップヌードル』に近い味わいを作りだすことに成功しました」と麺のおいしさを強調する。

 実際に2021年度の販売実績は当初の年間計画を発売半年で早くも達成し、通年では販売計画の2倍以上の実績を上げた。「一度食べたユーザーから栄養素だけでなく味の面でも高い支持を得たことから、リピート率が非常に高かった。当初想定していた『カップヌードル』購入ユーザーとカニバリも少なく、普段の食事への健康意識が高い30、40代の男性を中心に新規ユーザーの獲得にもつながりました」(渡邉マネージャー)。その結果、スーパーやコンビニを中心に小売店への配荷率が徐々に高まり、一般流通経路が拡大。通常の新商品は発売後に徐々に売り上げが鈍化する傾向にあるが、同商品はユーザーが増えて配荷率が高まったことから昨年下期以降も売り上げが伸び続けている。

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