イトーヨーカ堂は4月22日、低価格PB「ザ・プライス」の累計販売金額が4月に20億円を突破したと発表した。

 長引くコロナ禍による堅調な内食需要がある一方で、原材料高による食品などの値上げや光熱費の上昇など生活必需品の支出をできるだけ抑えたいといったニーズが高まっている。2021年7月に販売開始したザ・プライスは、デザインの色を削減しているほか、物流費や生産効率の向上、納豆にタレやからしを入れないといったシンプルな商品作りの追求によるコスト削減の工夫などで、品質は変えずに低価格を実現した商品を揃える。お客から好評で、取り扱い数は発売当初から約7倍となる146アイテムに拡大している。

 イトーヨーカ堂は、「今後もより一層お客様に喜ばれるお店を目指して、お客様がお求めやすい 価格に挑戦する」としている。