売上高10倍を目指しECや卸事業を強化

 大きな牛肉がゴロゴロ入ったビーフシチュー、具沢山のミネストローネ、カニとウニの味わいが濃厚なグラタン――。これらはいずれもロック・フィールドが販売する冷凍食品だ。

 ロック・フィールドといえば、バラエティー豊かなサラダのRF1や神戸コロッケで知られるが、祖業は神戸ビーフのステーキやハンバーグが人気の洋食店で、そのメニューを冷凍食品にして販売する事業は、2011年から取り組んでいる。ただ、当初は、「皿盛りのサラダの隣でパックの冷凍惣菜を販売してもあまり目立たないうえ、持ち帰りのわずらわしさもあってか、期待したほど需要が伸びなかった」(秘書室広報グループ天野勝グループ長)。

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