シミ対策としての日焼け止め使用が増えている

 毎日使いたくなるスキンケアUVへ。21年連続売り上げシェア№1(※1)を誇る資生堂の日焼け止めブランド「アネッサ」が新たに打ち出すのは、レジャーや外出時だけでなく、日常生活のあらゆるシーンで肌を守り、輝かせる提案だ。リニューアルしたアネッサは従来の紫外線を強力にブロックする効果に加え、スキンケア効果、トーンアップ仕上げ効果など、美容に優れた機能を強化。また、「太陽の光を美肌効果のある光に変換する」革新的技術を搭載した商品もラインアップし、サンケアカテゴリーの常識を覆す新たな価値を届けるブランドへと生まれ変わる。

 国内の日焼け止め市場は2019年から20年にかけて、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり大きく下落した。特に外出自粛、インバウンド減少などが打撃となった。一方で、直近21年はそうした傾向から徐々に持ち直し、回復の兆しが見え始めているという。

 その背景として、資生堂ジャパン エリクシール・アネッサマーケティング部 アネッサグループの加藤仁久ブランドマネージャーは、「生活者のニーズに変化が生じている」と指摘する。「日焼け止めを使う理由として、外出時に肌を守るというだけでなく、日々のシミ対策としての使用傾向が高まっている」というのだ。

 シミができる原因の一つに、紫外線ダメージの蓄積が挙げられる。スポーツやレジャーなどの特別なシーンだけでなく、家事やテレワークなどの日常シーンの中でも紫外線を浴びる機会は意外に多い。シミの発生リスクは日々の生活の至るところに潜んでいると言える。

 

左からアネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク N、パーフェクトUV ス
キンケアジェル N、パーフェクトUV スキンケアスプレー N
アネッサ ブライトニングUV
ジェル N
アネッサ デイセラム

 こうした背景を受け、アネッサはシミの原因から徹底的に肌を守ることに加え、日常使いにマッチした商品設計とラインアップを追求。毎日使いたくなる日焼け止めを目指し、商品開発に取り組んだ。

 2月21日に発売した「アネッサ パーフェクトUV」シリーズの最大の進化ポイントは、まさに日常シーンに適応した機能強化だ。蒸し暑い日本の気候においては、生活のちょっとした瞬間にも汗をかき、気付かないうちに日焼け止めが落ちて、UV効果が減じていることがある。この事実に着目し、「アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク N」「同 スキンケアジェル N」「同 スキンケアスプレー N」の3品に、新技術「オートブースター技術」を搭載した。これは汗・水・熱(※2)、そして空気中の水分に自動的に反応し、UVブロック膜を均一化して強くするというもの。「特にマスクをしている顔周りは蒸れやすく、着脱の際にも日焼け止めが落ちやすい。こうした部分にオートブースターが作用し、効果を発揮する」と加藤ブランドマネージャーは力を込める。

 併せて同3品は、スキンケア成分や、透明感のあるつや肌に導くビューティーアップ粉末を配合することで、使い心地、使った後の肌の仕上がりにもこだわった。これまで以上に毎日の日焼け予防、シミ対策として最適な商品に進化している。

 また、今般のブランドコンセプトに沿ったラインアップ拡充として、21年に限定発売した薬用美白UVジェル「アネッサ ブライトニングUV ジェル」をこの度定番化した。主な機能として、美白有効成分で日焼けによるシミ・そばかすを防ぎつつ、ラベンダーピンクのジェルが素肌を明るく調整するトーンアップ効果を備える。肌を綺麗に見せたいニーズに応える商品として、パーフェクトUVシリーズの「スキンケアジェル」とともに、同商品をブランドのコアアイテムに設定。「シミ対策に、迷いなし。毎日使える二つのジェル」という打ち出しで、日常使いでシミを作らせない、アネッサの新機能を訴求していく構えだ。

 

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