大手ドラッグストアが軒並みランクイン

 食品スーパーの業界再編に注目が集まっている。昨年の関西スーパーマーケット争奪戦は、中小のみならず、上場会社であっても買収の対象になることを改めて示した。またドラッグストアのクスリのアオキホールディングス(HD)やクリエイトSDHDなどによる、小規模の食品スーパーの買収も続いている。

 こうした動きを占う上で、一つの参考指標となるのが時価総額だ。食品スーパー各社は市場にどう評価されているのか。食品スーパーを中心に、総合小売業、コンビニエンスストア、ドラッグストア、百貨店を加えて、12月24日の終値をベースにリストを作成した。

 1位はセブン&アイHDの4兆3896億円、2位はイオンの2兆3537億円で、2大小売りグループが2トップとなったが、その後は3位のウエルシアHD(7462億円)以降、ドラッグストアのランクインが続く。10位までにコスモス薬品(4位、6696億円)、マツキヨココカラ&カンパニー(5位、5976億円)、ツルハHD(7位、5393億円)、スギHD(9位、4312億円)、サンドラッグ(10位、3548億円)とドラッグストアが6社入った。

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