バローホールディングスは10月23日、トーホー子会社のトーホーストアが営む食品スーパー事業の一部をバローグループの八百鮮、ヤマタ、中部薬品が譲受する契約を締結したと発表した。
八百鮮、ヤマタは共に21年にバロー傘下となった大阪地盤の食品スーパーだ。今回の契約では、八百鮮がトーホーストアの魚崎南店、垂水駅前店、上沢店の3店、ヤマタが六甲道駅前店、宝塚旭町店の2店を譲受する。加えて、ドラッグストア「Vドラッグ」を展開する中部薬品がつつじが丘店、本多聞店、舞子店、上高丸店、志染駅前店、緑ヶ丘店、大塩店、高砂店の8店を譲受する。
今回の13店に係る譲受価額は約3億8500万円。事業譲受は2023年12月から店舗ごとに順次開始し、24年11月末を目途に完了する予定だ。
なお、一連の事業譲受に伴い、当該食品スーパー事業に属する社員は、原則としてバローグループ(八百鮮、ヤマタ、中部薬品などの事業会社含む)およびトーホーグループ内への転籍を予定している。