バローホールディングス（以下、バロー）とアイ・グリッド・ソリューションズは、共同でCO2削減を促進するモデル事業「バローPPAソーラーシップ（PPA SolarShip）」を４月より開始すると発表した。
アイ・グリッド・ソリューションズはPPAモデルによる太陽光発電等の導入支援を行う会社。バローPPAソーラーシップは、同社が手がける屋根全面活用スキームを採用し、バローの店舗などの屋根に設置した太陽光パネルで発電した電力を他社に供給する取り組み。これを使ってバローの取引先である岐阜県を中心としたサプライチェーン企業の再エネ調達を支援。サプライチェーン全体でのCO2削減を実現する。
バローは2030年度までに20年度比で4割のCO2排出量削減を目指す「サステナビリティ・ビジョン2020」を掲げており、グループ内350施設で38MWの太陽光設備を設置、一般家庭一万世帯相当の電気を創出している。
取引先企業への再エネ導入支援をする企業は流通小売り業では国内初だという。
なお、この取り組みについては、包括協定を締結した岐阜県の補助金を活用する。
