オーケーは12月7日、関西スーパーマーケットとイズミヤおよび阪急オアシスの株式交換の差し止めを認めた神戸地裁の決定を大阪高裁が取り消したことを受け、最高裁へ許可抗告の申し立てを行ったと発表した。
関西スーパーは、大阪高裁の決定について「臨時株主総会の決議について正当な判断が示された」として、イズミヤおよび阪急オアシスとの株式交換を予定どおり実施すると発表していた。株式交換効力発生日の12月15日までに、最高裁が判断を下す見通しで、H2Oグループとの経営統合を巡る関西スーパーとオーケーの争いに決着が付くことになる。