関西スーパーマーケットは11月24日、同社とエイチ・ツー・オー リテイリング傘下のイズミヤ及び阪急オアシスの株式交換差し止めを求めたオーケーの仮処分申し立てについて、神戸地裁が22日認める決定をしたことに対し、保全異議の申し立てを行ったと発表した。

 神戸地裁の仮処分決定後、オーケーは「司法の良識ある判断が示された」とコメントしたのに対し、関西スーパーは「当社の主張が認められなかったことは誠に遺憾」と表明。今回の異議申し立てにつながった。

 関西スーパーは「本仮処分申し立てが認められる理由はなく、直ちに是正されるべき」として、引き続き、「本総会の適法性と公正性を明らかにしていく」としている。