「コロナ反動減」の影響は最小限に

 新型コロナウイルスの反動減の影響が拡大したが計画は達成。サンドラッグが11月12日に発表した2022年3月期第2四半期(中間期)の連結売上高は3267億円(前年同期比3.3%増)、営業利益179億円(同8.9%減)、経常利益182億円(同9.3%減)だった。

 営業減益にはなったが、一桁で収まったのはドラッグストア事業でアルコール消毒やハンドソープなどの新型コロナウイルス感染症予防商品が想定以上に落ち込んだものの、ワクチン接種による解熱剤などの商品が好調だったためだ。また駅前店などの客足回復もインバウンド需要が低調ななか、前期比では増加、底入れした。一方、ディスカウント(DS)店のダイレックスでは前期に続き食料品などの販売が堅調だった。この結果、今中間期は期初計画(売上高3252億円、営業利益168億円、経常利益171億円)をいずれもクリアした。

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