セブンイレブン・ジャパン子会社のセブンイレブン・インクとカンボジアにおけるマスターフランチャイズ契約を締結しているCPオール・カンボジアは8月30日、プノンペンにセブンイレブン1号店を開店した。カンボジアにおける初出店となる。

 CPオール・カンボジアは、タイで1万2000店以上のセブンイレブン店舗を経営しセブンイレブン最大のライセンシーであるCPオール・パブリックの子会社だ。1号店はプノンペン郊外のプレク・プノフ地区のオフィスビルの1階に出店。今年度中にさらに店舗数を拡大する計画。

 今回開店した店舗は24時間年中無休で2000アイテム以上の商品を取り扱う。アメリカのセブンイレブンで展開するファストフード「スラーピー」や、お手頃価格のPB「セブンセレクト」の菓子をはじめ、カンボジアならではの地元のフレッシュフード商品を品揃えする。

 今回の出店にあたり、セブンイレブン・インクのジョー・デピント社長兼CEOは、「セブンイレブンを初めて体験するお客様に利便性、品質、鮮度、最高水準のサービスをご紹介できることに興奮している。世界中のセブンイレブンの店舗のミッションは同じ。お客様が欲しいものを、欲しいときに、欲しい場所で、欲しい方法で提供すること。待ち望まれていたカンボジアでの開店は、そのミッションに忠実であり、トレードマークである “Everyday Quality and Convenience (日々の品質と利便性) ” をお届けするものになる」とコメントした。

 セブンイレブンは2021年5月末現在、全世界で7万6986店舗を展開。既に展開している国・地域は、日本を除くと、アメリカ、カナダ、メキシコ、韓国、台湾、中国(香港を含む)、タイ、フィリピン、シンガポール、マレーシア、ベトナム、オーストラリア、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク。カンボジアはセブンイレブンが進出する17番目の国・地域となる。

(写真はカンボジア1号店オープンセレモニーの様子)