長引くコロナで手作り派の惣菜購入が増加
オギノの2021年2月期業績は営業収益が前期比105%の779億6100万円、経常利益が同278.7%の21億1800万円の増収増益で着地した。大幅な増益要因となったのはもちろんコロナ特需。外食に行く機会が激減し、旅行にも行きにくくなったことから、家庭では質の高い食事を取る傾向が強まった。手作りで料理をすることが多くなったことなども受けて、生鮮食品を中心に食品は前期比108%、マスクや消毒液などの衛生用品が好調だった住居関連も同107%となった。一方、衣料品は卒業入学式需要の消失やスーツなどの需要激減により同87%と大幅に割り込んでいる。