TQMの日本品質奨励賞を小売業で初めて受賞
コロナ下の巣ごもり需要を取り込み、アクシアルリテイリングの2021年3月期は、売上高が前期比6.4%増、営業利益が同28.0%増の増収大幅増益で着地した。売上高は、原信ナルスが6.1%増、フレッセイが7.0%増、営業利益は、原信ナルスが18.9%増、フレッセイ53.6%増と、いずれもフレッセイの方が伸び率が大きい。これは、新潟より関東の方がコロナの影響が大きかったことが主な理由だが、原信ナルスのお家芸であるTQM(品質管理)による業務改革がフレッセイにも浸透してきたことの表れでもあるようだ。
そのTQMでアクシアルは、昨年、一般財団法人日本科学技術連盟の「日本品質奨励賞 TQM奨励賞」を小売業で初めて受賞した。