日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)は、6月10日、東京・千代田区のホテルグランドパレスで「2021年前期ドラッグストア業界研究レポート報告会」を開催した。報告会に先立ち「ポストコロナの経済と経営はどう変化するのか」をテーマに東京大学大学院経済学研究科の柳川範之教授による特別講演を実施。柳川教授は、新型コロナウイルスの収束の時期は見通せないものの、コロナの収束後は、社会の変化のスピードが加速すると予測した。また、現代は、変化が激しく先が見えない時代だが、そうした不安定な時代にこそチャンスがあると指摘。さらに、デジタル化・AI化が進む中では、人が持つ経験やノウハウの価値が高まり、デジタル化の時代だからこそ、人にしかできない仕事をつくり出せるかが重要になると説いた。

 特別講演に続いて行った「ドラッグストア業界研究レポート報告会」では、ドラッグストア業界を巡る市場の動向や法規制の影響などについて発表した。

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