自動化設備導入で物流生産性を向上
「4月の緊急事態宣言後は、受注が前年比で130%を超えた。さばききれないほどの物量だったが、どこかが止まったらすべてが滞るという思いで現場が頑張った。そのおかげもあり何とか危機的な状況を乗り越えられた」
新型コロナの感染拡大で需要が急拡大した上半期。その対応に追われた様子を渋澤温之代表理事専務理事はこう振り返った。
パルシステム生活協同組合連合会では、2月の休校の発表を機に受注が急増。緊急事態宣言で巣ごもり需要が拡大した4~6月は、前年同期比128%に伸長。騒動が落ち着き始めた7~9月でも同118%と高い水準が続いた。