前期は減収減益、第1四半期は一転増収増益

 アオキスーパー(愛知県名古屋市)は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、例年名古屋で行っていた決算会見を取り止め、決算開示のみ行った。同時期に発表した流通、小売り、外食チェーン各社も同様の動きで、コメダホールディングス(HD)やJ.フロントリテイリングも名古屋で予定していた会見を中止した。

 アオキスーパーの2020年2月期決算(非連結)は減収、営業利益、経常利益、純利益はいずれも2桁の減益だった。食品の取り扱い比率を高めているドラッグストアとの競争激化、増税による消費マインドの落ち込みなどで、来店客数が減少。働き方改革の一環で夜間営業店舗の営業時間を短縮したほか、臨時休業日を設定したこと、台風19号の上陸に伴い全店舗で臨時に休業したことも影響した。

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