新3カ年中計で店舗の整理と活性化を急ぐ

 今年の2月、ヤマザワの創業者・山澤進会長の役職から代表権が外れた。続く5月28日の株主総会で取締役からも解任、山澤氏は名誉会長の役職に就き、経営の一線から退くこととなった。

 こうした経緯について古山利昭社長は、「経営方針の違いからなかなか物事が前に進まない状況があった。我々も新しく変わらなければいけない状況にあり、このままではいけないと判断に至った」と振り返る。今回の人事で山澤会長はドラッグストア子会社のヤマザワ薬品や、日配・惣菜を供給する製造子会社のサンコー食品の取締役からも外れた。これに伴い宇井俊郎サンコー食品社長が代表権を持つほか、会長の次男である山澤廣ヤマザワ薬品社長がサンコー食品取締役を兼務するなど、グループの新体制が動き出している。

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