エリア一番の価格訴求に充実のデリカで差別化

 「買えば買うほど安さがわかる」。イオン北海道はこのコンセプトをもとに、エリアで一番の価格を訴求するDS業態ザ・ビッグの攻勢を強めている。坂東聡 取締役執行役員 営業本部 営業本部長 兼 DS事業部長(冒頭写真)は、ザ・ビッグについて「今期からスタートした中計において絶対的な要となる業態であり、我が社の成長エンジンそのもの。圧倒的な価格優位性を最大の武器に、基本コンセプトは変えずに力強く表現し続けていきたい」と強調する。

 現在、ザ・ビッグは札幌圏(14店舗)を中心に、道北(旭川・士別、5店舗)、釧路(4店舗)、帯広(3店舗)の各戦略エリアで計26店舗を数える。元来の心臓部である農産をはじめ、イオングループのPB「トップバリュ」シリーズや「和日彩々」(和日配)、「スウィーフィー」(菓子)などのDS専売品も駆使して、地域のプライスリーダーの地位を堅持。ロピアやトライアルといった道外DSが勢力を拡大し、物価高の継続で消費者の節約志向が一段と強まる中でも、高い集客力を発揮している。昨今のコスト上昇や中東情勢の影響などで値上げせざるを得ないケースもあるが、競争状況を見ながら最後まで踏みとどまることで、「いわば値上げの防波堤になる。最終的に他社よりも安いことで、値上げトレンドの逆風も強みに変えていく」(坂東執行役員)と信念は揺るがない。

この記事の購読は有料購読会員に限定されています。
まだ会員登録がお済みでない方はこちらから登録ください。
有料購読申込

すでに会員の方はこちらから

特集一覧