実質43店舗出店で過去最大のチャレンジ

 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)が首都圏攻略に本腰を入れる。7月に買収したOlympic(オリンピック)グループ全98店のうち、21店ずつをピュアドンキ(通常のドン・キホーテ)とMEGAドン・キホーテに、残りの56店はロビン・フッドに転換する計画だ。これを3年間で遂行することでオリンピックの業績を大きく改善させる考えで、2026年2月期の売上高982億円、営業損失24億円の現状を、5年後には売上高2000億円、営業利益120億円まで高め、営業利益率6%を目指す。売上高2倍・3年の全店転換・営業利益率6%の三つのKPIから、PPIHはこれを「にさんがろく大作戦」と命名している。

 この大作戦完遂に向けたオリンピックグループの中期経営計画は、初年度(26年12月〜27年11月)、オリンピック高井戸店(東京)をMEGAドンキに、同じくオリンピック北新宿店(東京)をロビン・フッド首都圏1号店に転換することでスタートする。オリンピックグループにPPIHのDNAである「源流」を浸透させつつ、ユニーの業態転換で経験を積んだUDリテールの人材が地区の責任者として着任し、初年度から33店舗を転換。翌2年目はシステムの統合と帳合最適化(原価低減)を図り黒字転換させるとともに、40店舗を転換。最終の3年目はオリンピック社員を中心とした運営にシフトさせ、物流を再編、残り25店舗を転換して29年10月で全店完了の予定だ。

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