香港の投資ファンド、オアシスマネジメントは、今月開催予定のクスリのアオキホールディングス(HD)の臨時株主総会で第2号議案として上程されている同社の買収防衛策に反対するよう株主に要請した。

 オアシスマネジメントは、クスリのアオキHDの株式11.8%を保有する大株主。臨時株主総会で上程される買収防衛策は、「20%以上の株式取得を目指す他の株主を事実上、取締役会の一存で希薄化することができるもので、一般株主に対して極めて差別的な内容となっている」として、これに反対を表明するよう株主に呼びかけている。

 オアシスマネジメントは、創業家の青木宏憲社長と青木孝憲副社長を対象としたストック・オプションについても、「その本源的価値から99%以上の割引がなされた価格で発行され、行使時に既存株主に11.1%もの希薄化を引き起こしたことから、青木兄弟・青木家のみの利益に資するものであり、アオキの企業価値を毀損するものである」と批判。このストックオプションを巡り、過去に青木兄弟の取締役解任を求める株主提案を行ったことでも知られている。