アマゾンは、米国内で展開するアマゾンゴーとアマゾンフレッシュの店舗を閉鎖すると発表した。経営資源をECでの食品配達サービスとホールフーズ・マーケットに集中させるためで、閉鎖する店舗の一部はホールフーズに転換する。
アマゾンでは、アマゾンドットコムの事業開始以来、食品の販売が拡大、今や食品売上高が1500億ドルを超え、年間1億5000万人以上が利用する米国でトップ3の食料品販売業者になっているという。この事業をさらに強化するため、2025年、生鮮食品の即日配達サービスを導入した結果、生鮮食料品の売り上げは40倍に成長。同サービスが利用可能な地域では、注文の多い上位10品目中9品目を生鮮食料品が占めるまでになっている。そのため、今年はサービスの展開エリアを拡大するほか、注文から約30分以内に届ける超高速配送オプション「アマゾンナウ」のテスト導入も始めた。
一方、ホールフーズ・マーケットは、2017年の買収以来、売上高が40%以上増加し、店舗数が550店以上に拡大するなど大きな成功を収めていることから、こちらの事業も、今後数年間で100店以上の新規出店を計画している。さらに、テイクアウト食品、コーヒー、日用品などを取り揃えた地域密着型の小型店「ホールフーズ・マーケット・デイリーショップ」の展開も開始。現在の5店舗に加え、26年中にはさらに5店舗を出店する予定だ。
(冒頭写真は閉鎖予定のアマゾンゴーの店舗)



















