ベインは社外の方というより同じ社内という感覚
――9月にベインキャピタルの傘下となりました。今どんな変化が起きているのでしょうか。
石橋 ヨーク・ホールディングス(HD)としては、事業会社の1社1社と時間をかけて向き合っているという点がセブン&アイ傘下のときと一番の違いです。セブン&アイ傘下では、スーパーストアも専門店も全体に占める営業利益は本当にわずかでしたが、ヨークHDから見ればグループ28社の1社1社が非常に重要で、それぞれに対してしっかりと成長を促していくことが大前提になります。ですから9月以降は次年度スタートする新中計に向けて、週次でベインさんとHD、事業会社の3者のミーティングの場を持っています。それと当然ながら事業会社も今までとは全く違うやり方で戸惑いもありますので、HDと各事業会社の社長が一堂に会するミーティングも毎月開いています。お互い膝を突き合わせて今後の事業の進め方や、悩み、課題も共有しているんです。




















