平和堂は11月14日、滋賀県大津市にフレンドマート南郷店をオープンする。
2024年8月に閉店した同店を建て替え、店舗面積を約1.5倍、駐車台数を約1.8倍に拡大して新装開店する。店舗西側の国道422号線は朝と夕方の交通量が非常に多く、車での来店が多いことに対応する。基本営業時間は9時から21時まで。
同店の1km圏内には人口1万1450人(5291世帯)が居住する。足元商圏には高齢のお客が多いほか、周辺道路を利用して子育て層や仕事帰りのお客の来店も見込む。 これに向け、約450坪の売り場では、デリカや冷凍食品の売場を約2倍、精肉・鮮魚を1.5倍以上に拡大した。午前中は高齢のお客に向けてちょっと良いものや、鮮度にこだわった魚や野菜などを品揃えする。午後は子育て世帯や仕事帰りのお客に向けて、出来立てのおかずや精肉のファミリーパックなどを強化。また、冷凍食品の売り場も旧店から2倍に広げ、子育て世帯に便利な店を目指す。
デリカ売り場では、以前の店舗にはなかった店内手作りのおにぎりやだし巻き、鉄板で焼き上げるお好み焼きなどを導入し、キッチンの見える売り場でライブ感を訴求する。夕方の仕事帰りの時間帯でも出来立ての惣菜やベーカリーを並べるとともに、丼や巻寿司、中華惣菜などでは少量サイズも取り揃える。
精肉売り場では使い切りの少量パックから子育て世代に人気の大容量パックまで揃え、ライフスタイルに合わせて提案する。新たに店内で加工するローストビーフも導入し、ハレの日のごちそうにも対応する。
鮮魚売り場では、対面売り場を設け、午前中は姿魚や切身を中心に提供、午後は刺身の品揃えを拡大するなど、時間帯別の品揃えを強化する。「さかな屋の鮨」も新規に導入する。
青果売り場では入口にカットフルーツやフルーツデザートを展開。一つずつ買えるばら売りや少量パックも品揃えし、少人数世帯も買いやすい量目で販売する。
そのほか、店内にはフードコートを備え、テナントで100円ショップのワッツ、クリーニング店などを併設し、足元住民の拠点としての機能を高めた。















