平和堂は中期経営計画(2024~26年度)の2年目にあたる今期(26年2月期)、中計で定めた三つの重点戦略を加速させることで販売力と生産性の向上に挑む。

 まず「30~40代の子育て世代ニーズ対応」では前期、頻度品を中心に約200品目をキーバリューアイテムに選定して価格対応を行ったほか、食品の大容量パックを拡充し、無印良品、ロフト、ゴンチャなど、子育て世代の支持が厚いテナントの誘致に注力。その結果、経年により30~40代の稼働会員数が前年比95.7%の見込みとなる中、同世代のユニーク客数は同96.5%と、減少幅を抑制。買い回りの増加により、同世代の客単価も105.3%増となった。

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