伊藤忠商事は9月26日、セブン銀行と資本業務提携を結んだと発表した。伊藤忠商事がセブン銀行の株式を議決権ベースで16.35%取得する。払込期日は10月14日で、取得金額は513億円。さらに今後、追加で合計20%まで取得し、持分法適用会社化する予定だ。

 今後セブン銀行は全国のファミリーマート店舗に、ファミリーマート独自デザインのATMを設置する。新ATMでは各種キャッシュレス決済の現金チャージ機能が利用可能となる。

 また同日、ファミリーマートは仮称「ファミマ・マネーライフ」と呼ぶファミマ独自ブランドの金融サービスの展開を発表。預金・各種ローンなどの金融商品の追加や銀行代理業許可を取得することも検討していくとしている。